不老不死のコードを持つ者によって与えられる特殊な力。
光や音によって他者の思考などに干渉する。
その力を得た人間によって発現する能力が異なり、これは、その人間の本質や願望が現れるとも言われている。

かつて世界の1/3を占めた強大な帝国。
第99代皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアを最後にその長い帝国の歴史に幕を下ろした。
帝国崩壊後は、いくつかの小国に分裂した混乱期を経たのち、シュナイゼル・エル・ブリタニアの指導の元、大半の小国が統合して「ブリタニア共和国」として生まれ変わり、超合集国に加盟した。
その統合に応じなかったのが国のひとつが、「ネオ・ブリタニア」の前身となる、ノーランド率いるリューネベルグであった。

「エリア11」とは、かつて敗北した日本が、神聖ブリタニア帝国の属領とされていた時の呼び名。
そこに住む日本人は「イレヴン」という蔑称で呼ばれ、支配されていた。
神聖ブリタニア帝国の再興を掲げる「ネオ・ブリタニア帝国」もまた、占領した合衆国日本のホッカイドウブロックに住む日本人をイレヴンと呼び、虐げている。

「租界」は、占領地域を支配するブリタニア人の居住地域で、階層構造を大量の太陽光パネルなどを有する近代的な都市型エリア。
「ゲットー」は、イレヴンの居住区で、戦争によって荒廃し、復興に至らない状態の貧しい生活区域。
ホッカイドウブロックにも、ネオ・ブリタニア帝国によって建設された「租界」と、占領時に戦禍に飲まれ、荒廃してしまった「ゲットー」が存在する。

かつて神聖ブリタニア帝国が開発した人型機動兵器。
全長数メートルサイズと小型でありながら、二足歩行による踏破性の高さ、二本の腕を装備したことによる使用武器の多様性などにより、従来兵器に対して圧倒的な優位を持つことになった。
その有用性は世界中で認められ、各国で研究と開発が進み、誕生からたった数年で爆発的な進化を遂げることになる。

特定の国家に属さない独立した国際軍事組織。
超合集国の要請により世界の治安維持を請け負っている。
元は神聖ブリタニア帝国占領下の日本で、レジスタンス組織として仮面の男・ゼロが設立した武装集団であった。
戦争の拡大による組織の大規模化や、超合集国による正式な組織としての認知、神聖ブリタニア帝国の終焉に伴い、正式な軍事組織としての地盤を確立した。

ホッカイドウブロックに最も近い黒の騎士団の基地。
ホッカイドウブロックをネオ・ブリタニア帝国から解放するための最前線として、ホッカイドウブロック内のレジスタンス組織と通じ、支援を行っている。

神聖ブリタニア帝国と敵対する合衆国日本や合衆国中華などが中心となって成立した連合国家。
超合集国に加盟した国家は固有の軍事力を放棄し、その役務を黒の騎士団に委託している。
かつて敵対し、生まれ変わったブリタニア共和国を含め、ほとんどの国が超合集国に加盟し、世界は話し合いによる平和の道を歩んでいる。

合衆国日本・ホッカイドウブロックを占拠した、一部のブリタニア勢力によって建国された帝国。
カリス・アル・ブリタニアを皇帝に擁立し、「神聖ブリタニア帝国」の再興を掲げる。

ネオ・ブリタニア帝国皇帝直属の騎士団。
ノーランドを筆頭に、戦略面を得意とするヴァイスリッター6名と、実戦面を得意とするシュヴァルツリッター5名から構成される。
チェスの駒になぞらえた地位が与えられており、それぞれ領地と騎士団を所有している。

ホッカイドウブロックの沿岸部に立ち並ぶタワーから発せられるエネルギー波によって形成されるエネルギー障壁。
このエネルギー波により、サクラダイトの活性化が抑制されるため、従来の兵器は本来の出力を発揮できず、バリアに触れると完全停止する。
ブレイズ・ルミナスや絶対守護領域などの技術の進歩に伴い皇歴2017年以降に実用化に至るも、世界が平和になったことでその必要性を失い、稼働されないままであった。
しかし、ホッカイドウブロック侵攻の際に、ネオ・ブリタニアによって起動され、黒の騎士団による奪還作戦の大きな障害となってしまう。

反ネオ・ブリタニア活動を行っているホッカイドウブロック最大のレジスタンス組織。
他にも「東の暁旅団」や「北狼軍」など様々なレジスタンス組織がホッカイドウブロック内で活動している。