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2026.07.17

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コードギアスシリーズ20周年ファンミーティング&スタッフトークイベント オフィシャルレポート

2026年7月4日(土)東京・KFC Hallにて、「株式会社コードギアス 光和八年度 定時株主総会」と題したファンミーティング&スタッフトークイベントが開催された。
ルルーシュ役の福山潤さん、谷口廣次朗プロデューサーに加え、サプライズゲストも登場した本イベントの模様をお届けする。

 

普段のイベントとは違う厳かな雰囲気の中、声優として「コードギアス」作品にも出演経験があり、本日はMC役として司会進行を務めるたくみ靖明さんが今年4月1日に始動したエンターテイメント企業・株式会社コードギアスの紹介を行い、福山潤さんが社外監査役、谷口廣次朗さんが取締役としてステージに登壇。CEOである猫のアーサーの鳴き声による挨拶で会場が笑いに包まれた後、福山さんが開会宣言をしてイベントがスタートした。

 

たくみさんがナレーションを務める企業紹介映像が流れたところで、「堅苦しい雰囲気はもう限界」と福山さんが苦笑い。ここで、今年のエイプリルフール企画として株式会社コードギアスの設立が発表され、特設サイトや紹介映像が公開されたと、本イベントの背景説明があった。エイプリルフール企画の時点で株主総会をやると決めていたという谷口さんは、20年目にして初めてのファンミーティング開催について、「『コードギアス』は常にチャレンジャーでいないといけない。だから今後10年、20年と続けていくためにみなさんの意見を聞きたい」と語った。また、本作に参加した当時はデザインなどを管理する設定制作で、まだプロデューサーという立場ではなかった谷口さんは、ほかのスタッフから受け継いだ『コードギアス』をこれからも続けていくという決意を改めて口にした。

20年間のシリーズ展開の年表が「コードギアスのあゆみ」としてスクリーンに表示されると、福山さんはすべての始まりである『コードギアス 反逆のルルーシュ』について振り返る。オーディションが行われたのはルルーシュ、スザク、C.C.のみで、この3人のキャスティングに合わせてそれ以外のキャラクターのキャストを決めていったことや、ルルーシュがこれまで演じてきたタイプのキャラクターと違いすぎて「スザク役の櫻井孝宏さんと逆じゃない?」と周囲に言われたことを回想。さらにマスコミ向けに第1話の試写会をした際は、ギアスを初めて発動したルルーシュがブリタニア軍の兵士達に自害を命じるラストだったため、拍手もなく「自分は何をしゃべればいいんだ……」と気まずい思いをしたというエピソードを明かした。まだまだ苦労話は尽きないと、福山さんはヒートアップ。アフレコで谷口悟朗監督から「スザクと声が近いので、スザクは声を高くして、ルルーシュの声は限界まで低くしてください」と指示された場面を立ち上がって再現し、客席は大爆笑。声が高いキャラクターばかり演じていた中で、自身の引き出しになかった低音のルルーシュの声を出すために首の筋肉を酷使するなど大変だったと語った。体力的にもハードなため、10周年記念として制作された劇場総集編3部作の話題では「新規収録でやるなんて望んでなかったんですよ。イベントで発表されたときに僕ら出演者陣が『嫌だ!』って言ってるのは本心ですからね(笑)」と思わず本音が。さらに、10年キャリアを積んだうえで改めて無垢なルルーシュとして劇場総集編3部作のアフレコにのぞんだら、テストで「お前はすでに何個組織をつぶしてきたんだ?」とダメ出しされたという。福山さんの話は、声優としてとても貴重で為になる、とたくみさんもMCではなくこの場では後輩としての様子をうかがわせた。一方の谷口さんが思い出深い出来事としてあげたのは、『機動戦士ガンダム00』と夢の共演を果たした2008年開催の「GUNDAM00×CODE GEASS GO!GO!5!FES’08 in 武道館」。ちなみに福山さんは、本番直前に舞台袖でゼロの仮面を渡されたため、前がほとんど見えない状態でステージに出たという驚きのエピソードを披露。

続いてのコーナーでは株式会社コードギアスの実績として、コラボしたゲームタイトルを紹介。『グランブルーファンタジー』や『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』など、復刻を含めると約44回のコラボが実施された。福山さんはとくに印象的なコラボにアプリ版『実況パワフルプロ野球』をあげ、異色すぎる組み合わせにツッコミを入れるも、谷口さんは「コナミさんからよかったと言われました。『パワプロ』のお客様となぜか親和性が高いって。ルルーシュなんて自分で球を投げる気がしないのに(笑)」と語り、予想以上に好評だったよう。また『ラブライブ!』コラボでは、男性キャラクターが登場しない作品にルルーシュを登場させる方法に悩んだ結果、ぬいぐるみにするアイデアが生まれたと明かした谷口さん。

次は直近のコラボ・タイアップ開催実績の紹介へ。ポップアップストアなどの描き下ろしビジュアルが映し出されると、福山さんは「スザクとふたりのときはデュオのような感じですが、ハロウィンやクリスマスなど特別なイベントになると衣装でいじられるんです(笑)」とルルーシュの衣装に言及し、笑いを誘った。

 

2024年に立ち上げた公式YouTubeチャンネルの報告コーナーでは、広報担当のランスロット仮面(CV:櫻井孝宏さん)が登場し、会場は大盛り上がり。動画再生数ランキングや、視聴者属性などのアナリティクスを公開すると、男性視聴者が約9割という驚異的な割合に、会場からは驚きの声があがった。谷口さんは「今日も会場には女性のお客様が多いので割合が逆だと思われることが多いんですが、実は男性が多いんです。みなさんも声をあげていきましょう!」と客席の男性ファンへ呼びかけた。

そしてファンミーティングらしく、入場時に配られた2本のうちわを使って客席と交流するコーナーも。本シリーズに触れたタイミングや、イベントで聞きたい裏話のテーマについて質問し、その場でどの色のうちわがもっとも多いかをカウント。裏話のテーマでは、シナリオの裏話への票がもっとも多く、この結果は今後のイベントに生かされるとのこと。

 

7月10日(金)よりTV放送が始まる『コードギアス 奪還のロゼ』や、東京と大阪で開催される「コードギアス 20周年展示会」などのお知らせコーナーが終わると、突然スクリーンにSTAGE14「ギアス 対 ギアス」のシャーリーがギアスをかけられ記憶を失うシーンが流れ、サプライズゲストのSunSet Swishが登場。第2クールのエンディングテーマ「モザイクカケラ」を熱唱し、会場を大いに沸かせた。リーダーの石田順三さんは、作品のために書き下ろしたタイアップ曲は初めてだったと話し、「紙の資料2~3枚と編集されたDVDをもらってそれを参考に作ったんですが、オンエアされたときにアニメと曲どっちが先? と思ったくらいのマッチングで、ギアスの力だと思います」とコメント。

イベントも終盤となり、今後商品化してほしいグッズの採決を行う最後のコーナーへ。ルルーシュとスザクのバースデーグッズ用イラストのコンセプト投票は、「バッドボーイズスクール」「Y2K mood style」「Sweet Prince&Bitter Knight~皇子と騎士~」「空を舞う龍 大地を駆ける虎」というかなり癖の強い4択。コンセプト名を読み上げるだけで笑い声があがり、福山さんが思わずツッコミをいれる場面も。客席のうちわの色はかなりバラけていたものの、「Sweet Prince&Bitter Knight~皇子と騎士~」が最多得票となった。そのほか複製原画に使用するイラストや、ポップアップストア用の描き下ろしキャラクターの組み合わせも、株主があげるうちわ数によって決定された。

※複製原画に使用する木村貴宏さん&RICCAさんのイラストは『CODE GEASS COMPLETE BEST』のジャケットイラストに決定
※ポップアップストア用の描き下ろしキャラクターの組み合わせは、全員(ルルーシュ、アキト、ロゼ、スザク、シン、アッシュ、C.C.、レイラ、サクヤ)に決定

 

エンディングの挨拶では、谷口さんが「20年間ここまで走ってきましたけど、これ以降も走っていければと思いますし、それはみなさまの力があってこそです。あと10年、20年……おじいちゃんおばあちゃんになっても応援し続けていただけると本当にありがたいです!今後ともよろしくお願いします」と熱く語りかけ、「僕とはまたコードギアスチャンネルで会おうね。約束だよ!また見て、ギアス!!」とランスロット仮面。SunSet Swishのボーカル・佐伯大介さんは「音楽でこの作品に携われてよかったなと。いいシーンで僕たちの曲を使ってくれて、この曲がみなさんのものになっていたらうれしいです」、ギター・冨田勇樹さんは「20年前にできたこのご縁が本当にうれしいし、いまだにこうやって何かができるってすごくありがたいなと思います」と感謝を口にした。最後に福山さんが「制作中の新作も含めて本当に何も知らないことがうれしいです。20年の時を経てようやく、100%の視聴者としてみなさんと一緒に『コードギアス』を味わえる機会を得ました。スタッフの方々が心血をそそいで作ったものを、みなさんと一緒に新しい世代へ繋いでいくことが、僕の大きな夢です。これからもずっと、その時代の『コードギアス』で、楽しみと驚きを提供できればと思いますので、大いに楽しんでいただけたら幸いです。本日はどうもありがとうございました」と締めくくり、初めての株主総会は幕を閉じた。

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