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2023.12.29

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『コードギアス 反逆のルルーシュ』ルルーシュお誕生日上映会& 「コードギアス」シリーズ新作アニメーション 『コードギアス 奪還のロゼ』制作発表会 オフィシャルレポート&写真 公開!

2023年12月18日(月)、『コードギアス 反逆のルルーシュ』ルルーシュお誕生日上映会&『コードギアス 奪還のゼット』改め、『コードギアス 奪還のロゼ』制作発表会が新宿バルト9にて開催された。ルルーシュ役の福山潤さん、大橋誉志光監督、土屋康昌プロデューサー、谷口廣次朗プロデューサー、そしてシークレットゲストとしてロゼ役の天﨑滉平さん、アッシュ役の古川慎さんが登壇。新情報が次々と明らかになった当日の模様をレポートする。

『15周年 コードギアス 反逆のルルーシュ』STAGE 6、『15周年 コードギアス 反逆のルルーシュ R2』TURN 5の上映後、ステージに福山さんと谷口プロデューサーが登壇し、トークショーがスタート! この2話が選ばれた理由は、「アプリゲーム『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』のストーリー的にファンの皆さんの気持ちは下がっていく一方だと思います。皆さんの気分が上がる明るい話を」と谷口プロデューサーの口から説明された。福山さんは「ここまで重い話が続くと思っていなかったので、今は学園のストーリーの価値が上がっていて。僕の中でリヴァルの評価が爆上がりですよ(笑)」と語った。すると、谷口プロデューサーが「谷口(悟朗)監督は、ルルーシュが17歳の男の子でいられるのはリヴァルのおかげだとよく話してくれました」とリヴァルの重要性について補足した。さらに、15周年で生まれ変わったオープニングとエンディングについて、谷口プロデューサーは「テレビで流せば、新しい若い層にも観ていただける。今の時代、配信で観ようと思えばいつでも観られますが、昔と違うものを届けるためのチャレンジ」と制作陣の想いを語った。

「自分の誕生日よりも盛大に何度も祝っていただいている(笑)」と冗談っぽく語る福山さん。ルルーシュの誕生日(12月5日)を祝うバースデーソングが場内に流れると、谷口プロデューサーから贈呈された花束をルルーシュの代理として福山さんが受け取り、場内が祝福の拍手で包まれた。福山さんが感謝の想いを誠実に言葉にし、「(ルルーシュに)伝えておきます」と締めた。フォトセッション中もトークは止まらず、話題は放送前の雑誌に載るたびに変わっていたルルーシュの髪色について。谷口プロデューサーは「『コードギアス』は発表されたことが本当だとは限らないコンテンツです」と改めてファンに忠告し、「皆を楽しませるためだったら手段を択ばない(笑)」と福山さんがオーディション後に声のトーンを変えさせられた経験や劇場3部作での苦労話を交えながら熱く語った。

ルルーシュお誕生日上映会の締めとして、一言ずつメッセージを届ける。谷口プロデューサーは「福山さんがおじいちゃんになってもルルーシュは若々しいまま誕生日を祝ってもらえるよう、毎年開催できたらなと思っていますので、変わらぬ応援をよろしくお願いします」と感謝を述べた。福山さんは「長く愛される作品であることを毎年この時期に感じます。シリーズ全体のオリジンに関われたことは声優人生の中でも特別な経験だと思います。これからも作品に関わらせて頂く機会があれば、変わらずルルーシュの声を届けて行くことをお約束します」と締めた。

そして役目を終えて帰ろうとする福山さんを新しい作品の発表になるので、新しい主人公たち、作品の背中を押してもらいたい、と谷口プロデューサーが引き留め、ここから『コードギアス 奪還のゼット』制作発表会へと移っていく。大橋監督と土屋プロデューサーが登場し、場内は再び大きな拍手に包まれる。しかし、ここで谷口プロデューサーから「その前にお知らせすることがありまして…タイトルが変わります」と突然の発表! スクリーンには『コードギアス 奪還のロゼ』の文字が映し出され、刷新されたビジュアルも同時に発表された。「僕が関わっていた時もこんな感じでした(笑)」と福山さんは驚きながらも、妙に納得した様子。大橋監督の口から「キャラクター原案のCLAMPさんが描かれた資料の日付を見たら2015年でした。なぜ今なんだろうと考えましたが、作品の内容を正しく受け止めてもらうには今がベストなんじゃないかと思っています」と意味深な言葉が発せられた。さらに、土屋プロデューサーが「練りに練ってこれぞというものになっていると思うので、楽しみにしていただきたいです」と続けた。

新作への期待が高まる中、特報がスクリーンに流れ、ロゼ役の天﨑さん、アッシュ役の古川 さんがシークレットゲストとして登壇! 別の作品で共演していた古川さんに対し、「一言も聞いてないよ」と福山さんが不満を口にすると、「サーセン。先輩」と古川さんが茶目っ気たっぷりに返答。「『コードギアス』は僕の人生を無茶苦茶にしてくれた作品」と語る天﨑さんは、喜びと高揚感に包まれ、少し緊張した様子。古川さんは「決まった時は大変嬉しかったです。アッシュさんはアポロさんに乗っちゃうんですよ!」と語り、ナイトメアフレーム・Zi-アポロに乗れる喜びを爆発させた。そしてオープニング主題歌を担当するMIYAVIさんからのコメントを紹介し、それを受けた大橋監督が「疾走感とキャラクターの抱える葛藤をオーダーして、それ以上の楽曲が上がってきました。オープニングには本編の謎解きが入っているので始まったらぜひ観てください」と答え、新作の貴重なヒントが明かされた。

制作陣からのギアスにかかっている天﨑さんと古川さんは、視聴者の疑問を代弁するかのような福山さんの質問責めにも「何も言えないです」の一点張り。解禁情報が限られる中、場内と配信で視聴しているファンのためだけに、今夜限りのスペシャルPVが上映された。相変わらず質問をはぐらかす天﨑さんと古川さんに対し、福山さんがスタッフのカンペを手渡して、そのまま読み上げてもらう展開に場内から笑いが起こる。さらに、「『コードギアス』シリーズで好きなキャラクターは?」と新作に関係ない質問を福山さんが突然投げると、驚きつつも、天﨑さんは「コーネリア」、古川さんは「シャーリー」と回答する一幕も。新旧のキャストが交わった貴重なフォトセッションを挟み、最後は一人ずつメッセージを届ける。「2006年の『コードギアス 反逆のルルーシュ』から17年、ようやく新作を発表することができました。古い作品と思われないようにこれからも頑張っていきますので、皆さん応援よろしくお願いします」と谷口プロデューサー。「『奪還のロゼ』の中核であったキャラクターデザインの木村貴宏さんが制作途中で病に倒れてしまいました。遺志を継いでやっと完成が見えてきたので、木村さんにも良い報告ができるかなと思っております」と土屋プロデューサー。「『奪還のロゼ』にも沢山のキャラクターが出てきます。気に入ってもらえるキャラクターが1人でも2人でもできるといいなと思います。良いものができているので楽しみにしてください」と大橋監督。「僕が当時『コードギアス』を観ていた時のワクワク感が映像、音楽、演出から伝わってくるような仕上がりになっています。皆様の心の中にずっと残る作品になっていければ嬉しいです」と古川さん。「新しく『奪還のロゼ』を観る方の人生にも何か影響を与えるようなものにできればよいなと思いながら作品作りに参加しました。これからも『コードギアス』シリーズをよろしくお願いします」と天﨑さん。最後は、福山さんが「『反逆のルルーシュ』シリーズは皆さんに楽しんでいただくためにもがき苦しみ抗って、フィルム一つひとつに気持ちを込めていった収録現場だったと記憶しています。『奪還のロゼ』がどのように皆さまの心を打つのか、いち視聴者として見届けさせていただければと思います。本日はありがとうございました!」と締め、制作発表会は幕を閉じた。

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